環境設定
- 各機能のオン・オフ
- 無作為化の手法
- 治療群
- 来院・キット割付スケジュール
- 被験者パラメータ
カスタマイズ
- プロトコール固有の詳細設定
近年の治験はますます複雑化の一途を辿り、新たなニーズに対応しながら効率良く1つのプロトコールの中で複数の目的を達成するためには、重要データの取得に用いるテクノロジーの様々な進化が必要となりました
この流れの中で、アルマックはその自動応答技術 (IRT – Interactive Response Technology)を次々と革新させ、その柔軟性において高い評価を築き上げました。
最先端技術を誇る当社の被験者無作為化・治験薬供給管理ソリューションは様々なデバイスに対応可能で、各治験のニーズに合わせた設定やカスタマイズのオプションは、今日の自動応答技術市場で最も豊富との定評を頂いております。IXRS®3は治験目的の変更にも柔軟で、第I相試験から第IV相試験まで、デザインもシンプルなものから複雑なアダプティブデザインまで、容易に対応することができます。生物統計学、翻訳やデータインテグレーションの専門家も24時間体制でサポートしています。
今日の治験責任者が、スケジュールやコストに与える影響を十分な情報に基づいて正しく判断するには、正確なデータに即座にアクセスできる環境が必要です。IXRSのレポート機能を利用すると、ユーザーはリアルタイムでデータを集計することができるため、治験依頼者や治験実施施設はコンプライアンス、有害事象、在庫や被験者のニーズなどに迅速に対応することができます。
IXRS®3 のレポート機能は、臨床医やサプライマネージャーが治験データを最大限に活用できるハイパフォーマンスで使いやすいレポートシステムです。ダッシュボードでは、スタンダードなレポートに加えてカスタマイズされたレポートも設定することができ、アラート、治験メトリクス、重要評価指標(KPI)、その他の治験関連情報などを一目で把握することができます。
またユーザーは、IXRS®IRTデータベースから主要なデータを抽出することにより、最新の治験情報に即座にアクセスすることができます。
IXRS®3のレポート機能を使えば、データをリアルタイムで閲覧できるほか、ドリルダウン、並べ替え、フィルターや、その他の分析を行ったり、その結果を他のチームメンバーと即座に共有することも可能です。グラフ、チャート、テーブルなども簡単に作成でき、カスタムレポートは後々使えるようにクラウドに保存しておくことも可能です。
IXRS®3 のレポートはApple Safari®、 BlackBerry® software、 Google ChromeTM, Internet Explorer® や Firefox®など、あらゆる主要なOSに対応しており、レポートも様々なフォーマットで出力することができます。
IXRS® はAlmac Clinical Technologies, LLC. の登録商標です。その他のすべての商標は各所有者の財産です。
アルマックは、他の医療システムとの双方向や一方向のデータインテグレーションや、指定されたタイミングでのデータ送受信を常時行っています。数々の他社商品や、治験依頼者・CROなどの自社開発システムと2,500超のデータインテグレーションを行ってきた経験を活かし、当社のIXRSは今日の治験運営に必要とされるあらゆる複雑なデータインテグレーションに対応できるようプログラムされています。代表的なものとしては以下が含まれます。
アルマックでは、頻繁に使われるASCII、XMLやSASをはじめとするあらゆるフォーマットや転送頻度に対応することができます。リアルタイムや1時間単位のものも対応可能ですが、お客様からのリクエストは日、週、月単位が主流で、その治験のために設定された特定のタイミングによる転送も頻繁にお引き受けしています。データインテグレーションの頻度で最も多いのはリアルタイムです。
この革新的技術を使った場合、ユーザーはIXRSにログインする際に既存のネットワークIDやパスワードを使用することができるため、IXRS用に新たなID・パスワードを作成・管理する必要がありません。結果、治験依頼者や医薬品開発業務受託機関(CRO)、クラウドのプロバイダーの生産性やセキュリティーが向上するほか、被験者が治療を受けるための待ち時間も短縮
されます。