治験薬の包装
Almacは約30年にわたる実績を持つ被験者キットの包装、設計、ラベリングのエキスパートとして、お客様のニーズにあわせた治験薬の包装ソリューションを柔軟に提供します。日本国内の保管デポ、シンガポールの製造施設、世界各地の拠点を活用することで、お客様が実施する治験に応じた効率的な包装デザインをお届けできます。
シンガポール施設では、シンガポール保健科学庁(HSA)の査察を受けたうえで、2015年7月より治験薬の一次包装、二次包装、配送、技術支援、専門家によるコンサルティングなどの各種ソリューションを提供しています。施設内には、一次包装ルーム、二次包装エリア、冷凍保管庫、ラベル管理室、ジャストインタイム(JIT)ラベリング室、Non-GMP保管スペースが併設されています。
対照薬の調達と盲検化(シンガポール施設)
治験薬は、マスキングあるいは盲検化を行うことで治験責任医師や被験者のバイアスを回避し、プラセボ効果の可能性を抑えることができます。Almacではさまざまな盲検化の方法をご用意しており、専門家がお客様の治験に最も適したソリューションをご提案します。
- 各種治験薬に関する広範な経験
- グローバルに広がる対照薬調達ネットワークを駆使し、数百種類の市販薬と付属品を調達してきた実績
- オーバーカプセル化とインヘラーの盲検化に関する見識
- バイアル、輸注バッグ、シリンジなどの盲検化が難しい製品に対する技術支援
- ほか盲検化が困難な事例にも対応
一次包装(シンガポール施設)
治験薬の一次包装分野において、Almacは柔軟な自動包装ソリューションをグローバル規模でお届けしています。規模が極めて小さい第I相試験用から、実生産スケールの包装が必要となる第III相試験用まで、幅広く対応します。
アジア太平洋地域、米国、欧州における一次包装ソリューション:
- ブリスター包装
- ウォレット包装
- ボトル包装
- 封じ込め技術
- 高活性物質
二次包装(シンガポール施設)
日本のお客様には、アジア太平洋地域、そして世界中の拠点にて、治験薬の二次包装サービスソリューションをご提供しています。また、自動包装技術を駆使し、アジア太平洋地域(シンガポール)、米国、欧州をまたぐグローバル規模の生産体制で、効果的かつフレキシブルな包装サービスを提供しながら、供給量の増減に対応いたします。
お客様の二次包装のニーズに、効果的かつ柔軟に対応:
- グローバル規模の生産体制
- キットや治験薬の設計
- 廃棄量を最小限に留め、供給戦略を強化するガイダンスを提供
- 自動包装で効率よく治験薬を製造
- ラベル発行と製造におけるプロセスの改善
- 治験薬の二次包装とキット化
- 生物学的製剤の包装、ラベルリング、配送に関する専門知識の提供