Almac ONE™

常に変化し続ける環境下で、多様化する被験者のリクルート方法や需要に伴い、治験薬の供給管理は複雑化の一途を辿っています。そのため治験プロセスは、各問題点を個別に解決しながら分断的に設計された、統一性を欠く高コストなものになり、マイルストーンが達成できないケースも多く見られます。

治験のデジタルサプライチェーンと物理的なサプライチェーンを連携させるのは容易ではありません。管理するベンダーの数が増えれば増えるほど、治験データは一貫性を欠き、治験プロセスをより複雑にしてしまいます。結果として、治験依頼者は整合性が取れないことによるリスクやそれを補うための時間やコストの増加を背負うことなります。

当社のAlmacONEは、この問題を解決すべく、物流面とデジタル上のサプライチェーンを初めてインテグレーションさせた画期的なプログラムです。2つのプロセスを一元管理することにより、迅速で一貫性のある包括的な管理を実現し、治験の開始から終了まで、そのライフサイクルを通じてサプライチェーンの可視化とデータ精度の向上を可能にしました。

リスクベースの管理をサポート

幅広い分野の知見と複数の先進技術を融合: IRT (IXRS®) / ERP (COSMOS) / 温度管理 (TempEZ™) / 在庫予測 (SupplyWise™)

アルマックグループの自動応答技術 (IRT – Interactive Response Technology)とサプライチェーンに関する知識と経験を合わせて開発したAlmacONEは、上記のような複数の先端テクノロジーを駆使しながら多種・多目的なデータを安全かつ正確に収集・共有することを可能にし、治験依頼者の方々が直面する様々な分野の問題解決を包括的にサポートしています。一貫性のあるデータは治験プロセスの整備やそれに伴う効率化を図る上でも大きな役割を果たし、高性能で治験の効率化をサポートする被験者中心の治験薬供給管理という、AlmacONEが目指すソリューションの実現の一つといえます。

治験薬サプライチェーンのインテグレーションによるメリット:

  • データの品質および整合性の向上
  • リアルアルタイムでのデータ一括閲覧
  • 結集された各分野のコンサルタント・専門知識
  • 年中無休のテクニカルサポート
  • 検証済みの被験者データ
  • 在庫データの誤り削減
  • 事務的作業負担の軽減
  • 統一されたサプライチェーンの可視化及び管理
  • GDPコンプライアンスの向上
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