治験薬の配送

国内外を問わず、治験薬のサプライチェーン管理は困難を伴います。国際的な治験では、戦略地域のグローバル拠点だけでなく、治験実施国の規制要件に対する理解が必要です。治験実施施設には、治験薬を迅速かつ効率的に供給しなければなりません。温度管理やサプライチェーン管理を考慮した配送戦略も不可欠です。

シンガポール拠点

Almacは、各地の地域統括本部とシンガポール拠点を活用しながら、日本を含むアジア諸国のお客様に時差や言語の壁を超えてサービスを提供し、現地およびグローバル規模で実施される治験をサポートしています。シンガポールはアジア太平洋地域における物流の戦略的拠点に位置づけられ、提携先の保管デポ各社と連携することで、日本のお客様のアジア太平洋地域、ひいてはグローバルでの活動を効率的にサポートできます。

国内、地域、世界の保管デポネットワーク

Almacは、主要な治験市場のすべてに戦略拠点を置いています。2016年には、世界100カ国以上に向けて治験薬を輸送しました。治験実施施設への直送と各国地域の保管デポ経由の配送を組み合わせることで、最適な供給戦略を提供し、世界各地に製品を滞りなくお届けします。近年にかけてはアジアでのプレゼンスを高め、すべての主要市場でお客様の治験プログラムのニーズにお応えしています。

  • 治験に関する戦略について助言
  • 代替の保管デポの確保を含む、不測の事態に備えた柔軟なアプローチ
  • すべての保管デポは定期的な査察を受け、GMP基準を順守しているほか、専任のチームが管理を徹底
  • 常温、冷蔵、冷凍(*)を問わず、薬剤を確実に管理
  • サプライチェーン全体を見通すことにより、エンドツーエンドのサプライチェーン管理が可能
  • 世界規模の在庫管理システムを利用して一元的な管理を行い、オンラインでのアクセスとレポーティングを容易に
  • 知識豊富なスタッフが、革新的な提案とガイダンスを実施