Almacが、世界各地の製薬企業(治験依頼者様)および被験者様のためにコールドチェーン施設を強化すべく、シンガポールへの投資を発表
Almac Clinical Servicesは、シンガポールにおいて新たな冷凍施設を開設するために多額の投資を行うことを発表しました。この施設は既存の床面積を4倍に拡張し、480もの保管ロケーターが追加されます。
この戦略的投資の目的は、APAC地域におけるAlmacのサービス提供を強化し、世界各地の製薬企業(治験依頼者様)が治験薬のサプライチェーン全体で最適なサポートを受けられるようにすることです。
この開設により、既存のインフラが拡大され、製造と配送の両方の活動に対応できるようになります。最先端の施設は、-25℃~-15℃の温度範囲で稼動し、冷凍機能を備えた専用の二次包装室を有し、温度の影響を受けやすい治験薬を管理するAlmacの能力をさらに強化するものです。
またAlmacでは、治験薬の二次包装および温度管理された治験薬供給・配送のグローバルなサービス範囲も拡大しています。このような強化により、業界のトレンド、および高度なコールドチェーン管理ソリューションへの需要の高まりをサポートすることができます。
Almac Clinical ServicesクリニカルオペレーションディレクターのKevin Cheongは、この投資について次のようにコメントしています。「バイオ医薬品の成長およびその開発と使用を取り巻く複雑な状況に対応するには、継続的な改善が必要です。バイオ医薬品は、温度、光、pH、酸素濃度などの環境条件に非常に敏感です。逸脱がわずかでも、これらの製品の安定性、有効性、安全性に重大な変化を引き起こす可能性があります。
この投資により、世界各地に所在する当社の製薬企業(治験依頼者様)に対するサポート能力が大幅に強化されるとともに、この投資は、治験依頼者様に最高のサービスを提供し、被験者様が適切な薬剤を適切な時期に適切な状態で受け取れるようにすることに当社が尽力していることを示すものでもあります。
ヒューマンヘルスを促進するという当社の取り組みが原動力となり、当社のサービスとインフラのすべてにおいて継続的な改善が進められています。世界各地の被験者様にとって最善の結果を確実にもたらすことが、当社のSupply with Care™の動機となっています。」
Almacとその包括的なクリニカルサービスの詳細については、www.almacgroup.jp/clinical-servicesをご覧ください。